V-style 見えてきた欠点

先日のブログでV-styleについて書きました。

フォトリアルなパースの美しさは確かです。


しかし、パーススタジオに比べ作業効率が大幅に落ちそうです。

その理由は以下の通り。


V-styleでは3D部品の配置が不可

前回にも書いた通り、これはとても大きいです。


さらに再読み込みも出来ない。


パーススタジオの場合は、パースモニタからデータの再読み込みが出来るので

完全に作り上げたパーススタジオデータの修正も、最小限で済みます。


しかし、V-styleの場合はそれができない。

完璧に作り上げたV-styleデータも、

「玄関ドアこれに変更して」の一言で、


全ての作業は水の泡


最初からやり直しです。


V-styleもテクスチャの設定は必要です。

それがまた初めからというのは・・・戦意喪失。


テクスチャ編集したデータを保存できないのもキツイ。

毎回その都度設定する必要があります。

パーススタジオは保存できたのになぜ・・・



要するに


変更に対応するのがめちゃくちゃ大変


パースは常に一発勝負、変更受け付けません!


最終的にこうなると思います。



でもそうは行かないんですよね。


お施主さんは少し図面が変わっただけで、またパースを求めてきます。

その度に「パースの再作成は1回30,000円です」とはなかなか言えません…


私の場合は、営業&設計&パースまで1人でやるので

いつ・どのくらいのレベルのパースを作るかは、自分自身で決定できます。


しかし、パース制作のみのスタッフはもっと大変でしょうね・・・


「ここ変更して」「植栽追加して」「やっぱり車は消して」

設計や営業からこのような指示が来る度に、頭を抱えることになるはず。



そもそも作業効率を大幅に落としてまで、綺麗なパースを作る必要があるのか



悩みどころですね。


もっと使いやすく改善されることを期待します。

Konstnar コンストナー

建築CGパースの制作、インテリアデザイン等の提案、アーキトレンドZERO操作指導、マニュアル販売、データ販売

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