テクスチャの設定値について

こちらで販売している素材データも多くの方にご購入頂いておりますので

テクスチャの設定について少々書きたいと思います。

(パース作成マニュアルは1月末で一度販売休止です)



素材の質感をよりリアルに見せる設定値として

変位のシェーダーを「色にリンク」にする場合があります。

この設定にすると明度によって自動的に凹凸感を表現してくれます。

「大きさ」の数値を+側にすると暗い(黒色)部分が凹表現され

明るい部分(白色)は凸表現になります。

数値をー側にすると凸凹は逆になります。

素材にもよりますが、基本は0.01~0.03程度の範囲で十分です。


このパースの左側の壁面は「色にリンク」を設定しています。

タイルやブロック壁の場合、目地部分が凹んで見えるので立体感が強調されます。

設定も簡単なのでおススメです。


逆に「色にリンク」を使わないほうがいいテクスチャもあります。

例えば、木目です。


一番手前の建物に木目調サイディングを使ってますが、この場合「色にリンク」は使わないほうが良いでしょう。木目柄は細かく複雑なので綺麗に表現されないことがあります。


タイル調の外壁もこれくらい柄が細かい場合はあまりおススメしません。


3Dカタログに登録されているテクスチャは初期設定で「色にリンク」がONになっているものも多いので注意が必要です。


Konstnar コンストナー

建築CGパースの制作、インテリアデザイン等の提案、アーキトレンドZERO操作指導、マニュアル販売、データ販売

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